2014-11-01 サンダル ずっと前の夕陽。 いろんなことが起こっていると思っては嘆いてたのに、実は大変なことはまだ何も起こっていなかった頃の。 夕焼けの国の続き。 ブランコの下にサンダルを片っぽ、残して行こうと思ったのは。 それを取りに戻るためだった、と気づいた。 こんにちはとさようならを繰り返して、ブランコは揺れる。 そして。 思い切り漕いで、飛び降りる先は、いつだって後ろではなく前。 こんにちはに向かって。 雨の音がする。 今アップした写真とはうらはらな空。 だけど。 サンダルを取りに戻るとしたら、こんな日がいい。