さなみん

石をひとつ投げ込んでみる心のなか

ポジティブをスルーする

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ママ組は、ランチに出かけた。

夏に女性だけでランチまたはディナーの提案があって、実のところ、まずいことになったと思っていた。

会社から費用が出るのなら問題はないのだが、自前は困る。

夏は暑いからもうすこし涼しくなったらねと言っていたから、日に日に秋が深まってくるのは歓迎だが、話が蒸し返されると嫌だなぁと恐れていた。

 

私は毎日お弁当持参だし、もうひとりの女性もお弁当屋さんで買ってきてオフィスで食べているので、今、急に「行こう」と言われても対応できない・・・という建前がある。

いや、男ならまだしも、女性は急な誘いはしないものだ。

大抵は、前もって予定を決めたり予約をしたがる。

そこが私の「女づきあい」の苦手な点でもある。

 

おそとランチに行かなかった私ともうひとりは、「ママ」ではない。

だから、話が合わないところがあるし、気を遣うのも遣われるのもしんどい。

きっと相手もそうなのだろう。

正直、義理で声をかけていただかなくて、本当に助かった。

ホッとした。

 

家事と育児ばかりの日常に倦んで、会社のお昼くらい外でプチ贅沢したいわぁ、という気持ちはわかる。

でも、私には、そのプチ贅沢はグラン贅沢で、とても手が出ない。

そして。

私は、会社に生活費を稼ぎに来ているのであって、誰でもいいからコミュケートしたいという思いに応えるため、ではない。

私は、おカネがあったら絶対に働かない。

社会参加とか生きがいとか、そんなものはどうでもいい。

ひとりでひきこもれる暮らしに強く憧れている。

生活費を削ってつぎ込むプチ贅沢の相手には、厳然とした優先順位があって、会社の人たちのそれはうんと低い。

同じお金をかけるなら、一緒に飲み食いをしたい友達は、他に何人もいる。

でも、それにすらなかなか応じられない。

なのに、会社のママ会話などに加わる余裕はない。

 

まったく違う土壌の人たちが共存するには、ネットだけでなく、リアルでも「スルー」が大切なのだ。

ポジティブ思考は、私に苦痛を与えるだけ。

子供たちの成長に未来を覗ける人たちには、わかりえぬこと。